誰かの支えになりたい、地域の役に立ちたい
そんな想いを持つあなたを必要とする人がいます。
リニエは、看護師、療法士など様々な専門性を持った「人」の集合体です。
ここではリニエの人が持つプロフェッショナルとしてのこだわりや、地域や利用者に対する思いを紹介します。
Greetings
Greetings
Greetings
もつれた糸を解き、捻れた糸を直し
その人らしい生を全うできるよう寄り添う
「生まれて、すみません」
これは小説家太宰治の作品に使われた言葉ですが、私はこの世界でこれ以上に哀しい言葉を知りません。
また1918年東京大学(現在)の精神医学者であった呉秀三は「我邦十何万ノ精神病者ハ実ニ此病ヲ受ケタルノ不幸ノ外ニ、此邦ニ生レタルノ不幸ヲ重ヌルモノト云フベシ」と、当時の日本の精神障がい者を取り巻く状況に対し峻烈な言葉を残しました。
当時とは時代も変わり、様々な障がいのある方たちを取り巻く環境も変化してきています。とは言え、今を生きる人たちは皆、主人公として主体性を持って自分の人生を全うできているのでしょうか?
私たちは、この国に生まれたすべての人は、最期に「生まれて、よかった」と言える人生をおくる権利があると考えています。
そしてそれを実現するために、現場の声に耳を傾け、様々な専門職による支援や必要なサービスは何かを模索してきました。
その結果、多種多様なニーズに応えるためには医療介護福祉などの制度サービス、また制度にとどまらない自費によるサービスなどが必要と考え、幅広い事業を進めて参りました。
そして今、改めて私たちがこのグループを通して社会にどう貢献していくのか再考し、未来を指し示す新たな名称のもと、グループ全体で全力で取り組んでいくことを決意いたしました。
私たちの新しい名前は「Linie=リニエ」
思えば人生は始点(誕生)から終点(死)までを繋ぐ一本の線の如くあります。
その線は決して真っ直ぐにはいかず、もつれたり捻れたり、時には切れかけたりもします。
これからも私たちは、もつれた糸を解き、捻れた糸を直し、その人らしい生を全うできるよう寄り添って参ります。
代表取締役