Interview

地域で貢献する看護師を増やしていきたい

正看護師O.Y

-年 / 中途入社

訪問看護

Interview

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訪問看護 認定看護師を目指したきっかけ

大学病院で勤務していたときに、友人から訪問看護を立ち上げるので興味はないか?と誘われたのがきっかけで当社に入社しました。
それまで“在宅”という選択肢は頭の片隅にはあったのですが、詳しいことは分からないまま会社説明会を受けました。訪問看護という、当時では新しい分野だったので興味もありましたし、管理者としてやってみないか?と打診があり、そこにも興味があったので未経験ながら飛び込んでみました。

入社後に、看護師としてのレベルをもっと上げたいと思い、認定看護師を目指しました。
根拠に基づいて言語化して、看護を皆に伝えていきたいなと思ったのがきっかけです。
最初は大学院の在宅分野に進もうと思っていたのですが、私の恩師である聖路加国際大学の先生に、大学院もいいが認定看護師を目指してみたらどうかと助言をいただき、在宅の認定看護師を選びました。
資格を取るために認定看護師の養成校に一年弱通ったのですが、学校は週末の土日だけなので、仕事にはあまり影響がなかったです。
休みの日に学校に通っていたのですが授業がすごく面白く、一からまた学びなおすことが新鮮でしたし、内容がとても実践的でレベルの高いことを学べているということで、すごく楽しかったです。
全国各地から通ってきている方の中には管理者が多く、色々な経験談が聞けてとても面白く、友人も増えました。
両立はまったく苦じゃなかったですし、趣味のテニスもほぼ変わらずやっていましたね(笑)

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認定看護師としての活動

認定看護師は、訪問の現場において質の高い看護の実践者です。
訪問未経験の新入職者に同行して、実際の訪問看護を伝え、レベルアップを促すことが役割のひとつだと考えています。
実践だけではなく、研修の場でも皆が知りたいようなことを取り上げて講習を行っています。最近では、感染対策委員長としてコロナウイルスの病態やその感染予防についての研修を社内で行いました。
また、認定看護師には実践能力、コンサルテーション、相談の能力が求められますが、私自身はコンサルテーションを得意としています。悩んでいる方、不安を抱えている方に対してアドバイスをしていくのも、社内での私の役割のひとつだと感じています。
実際には、特に管理者層への指導やコンサルテーションが多いです。管理者を育て、その管理者がスタッフを育てていくという流れですね。

社外での活動としては、認定看護師の協会や学術会に積極的に参加していきたいと思っています。聖路加国際大学の会員にも選ばれているので活動もしていきたいので、今後、積極的に参加したいですね。
まだまだ地域に出てくる看護師が少ないので、今後は病院や施設にいる看護師に少しでも“訪問看護”というものを知ってもらって、地域に出て貢献してもらえる看護師を増やしていきたいなと思っています。
研修や座談会などを企画したり、小児分野では医療機関、訪問看護、療育園などを含めて連絡会や勉強会を作ったりしながら訪問看護を知ってもらい、在宅にも目を向けてもらえる様にしていければなと考えています。

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看護師としてともに働く仲間へ

いろんな分野の認定看護があるので、ご自身の興味がある認定を取ったほうが看護師として成長できると思います。
認定の教育課程では、知識や技術だけでなく、コミュニケーションや倫理、社会情勢まで幅広く学べるので、広い視野や知見を持つことができます。
看護師をやっていくうえで大きな経験、武器になっていくと思いますので、資格取得はおすすめです。

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